空き家・空き地のお悩みは早めにご相談ください｜みつばち不動産

誰も住まない空き家を管理が大変だからと放置しておくと、老朽化が進み、建物の資産価値が下がります。所有者は使っていなくても、空き家の管理義務があるので、修繕費や管理費がかかり、土地と合わせて固定資産税も課税されます。
老朽化した家屋の屋根や壁が倒壊して、通行人にけがをさせたり、隣家に迷惑をかけることも。自治体から管理されていない「特定空き家」に指定されると、固定資産税が最大6倍になるケースもあるのです。

そのまま放置している空き家・空き地は維持管理費のほか、固定資産税がかかり、資産価値も下がり続けます。空き家・空き地の問題はなるべく早く売却する、資産運用する、またはリフォームして移り住む解決方法があります。

空き家対策特別措置法により、倒壊のおそれや衛生上の問題がある状態で、適切に管理されていない空き家は、特定空き家の指定を受けます。特定空き家は固定資産税の優遇措置が無く、税金が数倍に上がります。空き家や空き地をいつまでも放置するとリスクが増大するだけです。また、家や土地を相続して3年経過すると、売却時に相続税の特例が受けられず、売却する際の税金が上がります。相続した空き家を売却するなら、3年以内がお得です。

築年数が古い空き家もリフォームやリノベーションを行えば、新たな賃貸物件として資産活用することができます。建築基準法の一部が改正されたことにより、家屋の面積が200㎡未満の場合、賃貸物件などの用途変更で建築確認の申請が不要になりました。賃貸物件にすれば、賃貸人が住むことで家屋の劣化を防ぎ、家賃収入を得られ、資産運用ができます。住宅用地として活用すれば、固定資産税の優遇措置も受けられ、税金対策としても有効です。

人に貸すのではなく、空き家の所有者がリフォームして実際に住む方法もあります。普段から人が暮らしていれば、家屋の維持管理がしやすく、長持ちするように小まめに手入れするため、建物の劣化を防ぐことができます。一方で相続物件の空き家の場合は、他の相続人と話し合い、了解を得ることが必要です。リフォームした空き家に住み替える予定はなく、資産活用する手間やコストをかけられない場合は、早めに売却することをおすすめします。

県外にお住まいの相続人の方より、富山市北部にある戸建てのご相談をお受けしました。遠方のため富山へいらっしゃることが難しく、顔を合わせて打ち合わせはできませんでしたが、鍵を郵送して頂き、査定をさせていただきました。
戸建てを拝見し、売却の場合・賃貸の場合と様々な角度からメリット・デメリットのご提案を行い、ご親族で話し合いが行われ、ご親族のお一人がいずれ富山に戻られるとのことから今回は賃貸をおすすめしました。
戸建ては築30年が経過し、空き家期間もあったため、リフォームが必要でした。賃貸用のリフォームのご提案、募集方法等からお任せいただき、無事1ヶ月ほどの募集でご入居者様を見つけることができ、資産活用の案件となりました。

県内にお住まいの方からご実家の売却のご相談をお受けしました。過去に一定期間、他業者で売りに出したことがありましたが、なかなか成約に至らず、介護費用も必要とのことでしたので、仲介売却の場合、買取の場合の2つをメリット・デメリットを合せてご説明させていただき、買取を選ばれ、お話しさせていただいてから2週間で売却が完了いたしました。